『おじさん天国』レビュー集
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ゲスト:いまおかしんじ監督×柳下毅一郎(特殊翻訳家)×田野辺尚人(「映画秘宝」編集部)
2日連続トークショーの第二弾は、柳下毅一郎さん・田野辺尚人さんの「女優・林由美香」(洋泉社)チームをお迎えしました。チラシやパンフレットに寄稿してくださるなどいまおか映画には造詣の深いお二人だけに、独自の地獄談義に始まっておじさんの不眠症の原因に新たな仮説が飛び出したり、ツチノコ目撃情報やダイオウイカの釣りスポットまで話は広がり、場内は笑いに包まれました。
ー柳下さん、田野辺さんのお二人は既にピンク映画館で『絶倫絶女』としてご覧になっていたんですよね。
柳下:そうです。僕は上野オークラで。最初観た時から草野球のシーンが好きでしたね。まさに「天国」って感じで。あのシーンはもっと長く観ていたかったですよ。
田野辺:僕は前に観ていた人間から「地獄」が描かれ、「エンマ大王」もちゃんと出て来る。しかもそれを演じるのは伊藤猛(※かつてから田野辺さんとは旧知の仲)だと聞いたのですぐ新宿国際に観に行きました。伊藤猛がエンマ大王を演じるというのはビル・プルマンが大統領を演じるくらいすごいことなんですよ!それで観たら確かに地獄は出て来たんだが…まさかあんな…(笑)ちなみに丹波哲郎さんの持論として、人は死んだら自分が思っているような霊界に行くということらしいので、これは下元史朗が演じるおじさんが思っていた霊界なんじゃないかなと(笑)
ー(笑)地獄へ行くことになったきっかけは何だったんでしょうか?
いまおか:最初は地獄とか出て来なかったんだけどね。草野球チームの連中とかがみんなうちに来て、狭い部屋が人でいっぱいになる。で、喧嘩したりとかそんな感じだったな。守屋は地獄のことを何て書いてたんだっけ?
ー『ミルキー』という脚本で地獄のシーンがあったんですが閻魔大王も何も出てこなかったので、いまおかさんのほうで(地獄)行くと言ったときにはわくわくした、ということでした。
いまおか:ああ、そうだそうだ。
ー女優陣については如何だったでしょうか?
柳下:主役の藍山みなみさんはぎりぎりまで決まらなかったんですよね。藍山さんは顔はロリロリなのに肉づきがよくて妙にエロいところが大変いいなあと思いました。平沢里菜子さんも以前に『かえるのうた』『ヒモのひろし』(05/原題:SEXマシン 卑猥な季節)を観てとても気になってたんです。でも『おじさん天国』がピンク映画館で上映されたときのポスターは、写真が全部平沢さんなんですよね?
いまおか:公開の1ヶ月前にはポスター撮りをしなくちゃいけなかったんですけど、そのときはまだ藍山さんが決まってなくて、誰でもいいからと言われてぎりぎりの日に平沢さんにお願いしました。
柳下:その時点ではじゃあ何も決まってなかった?
いまおか:そうですね(笑)。
柳下:この映画って男もそうですけど、特に女性が何を考えてるのか全然わからないですよね。内面がない人たち……もちろん映画の中でのことですけど、なんで藍山みなみの役が色んな男とセックスしてるのかもわからない。けっこう純情そうな女の子なのに頼まれるとすぐセックスしちゃうらしい、という男にとっては理想のキャラクターなんですけど、内面的なことはわりとわからないですよね。監督の女性像というのもわからないものなんですか?
いまおか:ああ、そうですね。わからないというのもあるんですけど、すぐやらせてくれる女の人はなんかいいじゃないですか(笑)。可愛いっていうか、色んな魅力があると思うんですけど。女池充監督と『愛のコリーダ』(76)の藤竜也は魅力的だよね、という話をしたことがあるんですけど、あの役はみんなを馬鹿にしてるんだけど自分も馬鹿にしてるんですよね。だから色んな男とやる女っていうのもどこか自分を馬鹿にしてるのかなあというのがあって、まあ、後づけですけど。
柳下:みんなミステリアスな感じがするんですよね。特に内面の吐露が全くないじゃないですか。吉岡君の役もなんでイカを釣りたがってるのか結局わからないですよね。おじさんがなんで不眠症になったのかもわからない。普通に考えると佐々木ユメカの役を殺した、ということになるじゃないですか。
いまおか:ああ、そうか(笑)
柳下:ならないですか?(笑) でもその得体の知れなさがいいなあと思って。要するに人間の内面なんかなくてもちゃんと映画になるっていうか、内面もお金も何もないけど天国と地獄はあるというのが素晴らしいなあと。
ーいまおか監督は今、老人が主役の恋愛モノを準備しているということですが……。
いまおか:ピンク映画のシナリオ公募入選作なんですけど、老人の性を扱った話で、それをいかにエロく撮れるかという挑戦ですね。
柳下:おじさんの次は老人ですか?
いまおか:どんどん年齢が高くなっていく(笑)。65歳ばっか出てくるんですよ。
ー脚本家も年配の方なんですよね。それともうひとつ、ツチノコ映画の構想もあるとか。
いまおか:旦那さんをツチノコに噛まれて殺されちゃう奥さんの復讐話ですね。
柳下:それは中国山地ロケ?
いまおか:いや、岐阜のほうに「ツチノコの里」っていうのがあるんですよ。
柳下:あれ、ツチノコって中国山地にいるんじゃありませんでしたっけ? 広島あたりだった気がしましたけど。
いまおか:いろんな所で目撃されてるんですよ。
田野辺:広島で発見されたのはですね、ツチノコの死骸だということだったんですけど、調べてみると山案山子だったんです。間違いのないところで申しますと、一番最近では六甲山中で今年の9月に目撃例が出ています。ロケをするなら六甲山中だと思います。この間あそこで焼き肉のタレで生き延びた男性が保護されましたけど(笑)けっこう危険な所です、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)みたいな。
柳下:ツチノコはちゃんと出てくるんですか?
いまおか:そうですね、まだホンが上がってきてないんですけど。
柳下:デメキングやダイオウイカみたいな怪獣ものになるんですかね?
いまおか:そうですね、何とか盛り上がる感じにしたいんですけど。
田野辺:ダイオウイカは父島じゃダメですよ。今ダイオウイカをゲットするんだったら高知沖です。
いまおか:高知沖?
田野辺:ええ、釣れるらしいです。この間も死体が流れ着いてます。
いまおか:それどこの情報なんですか? すごいっすねえ(笑)。
柳下:いまおか監督にはM.ナイト・シャマランに対抗して、日本のシャマランとして是非頑張ってほしいですね。
この日は昨日に引き続き、サイン入りパンフが抽選で2名様にプレゼントされました。トークでも話題になっていた『南の島にダイオウイカを釣りにいく』は月・水曜日のみの限定上映です。チャンスはあと2回ですのでどうぞお見逃しなく!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ゲスト:いまおかしんじ(『おじさん天国』監督)×守屋文雄(脚本家)×松江哲明(映画監督)
『おじさん天国』公開からはや一週間、初めてむかえる週末にトークショーの第一弾が行われました。ゲストは本作の脚本家・守屋文雄さんと、『かえるのうた』(05)につづき『おじさん天国』の予告編(4バージョン)を作ってくれた映画監督の松江哲明さん、そしていまおか監督の3人。普段から親交の深いいまおか監督と松江監督が、俳優としても密かに注目を集める(?)守屋さんのシナリオ作りの謎に切り込みました。
—松江監督は『おじさん天国』を初めて観たときの印象はいかがでしたか?
松江:僕は全部で三回観てるんですけど、一回目は「二回目に観ると多分もっと面白いよね」という話をしたのを覚えてます。でも実際は二回目はもっとわからなくなった。三回目になると「この映画、さっぱりわからんな」と(笑)。ただ、すごく面白いっていうことは観れば観るほどわかる……それこそゲソみたいに、噛めば噛むほど味が出るような作品だと思います。でもなんで『おじさん天国』なんですか?
—実はタイトルの生みの親は守屋さんなんですよね。
守屋:ああ、やっぱ気になるんですかねえ。
松江:天国がないじゃないですか、地獄は出てくるけど。
守屋:ああ、そうですねえ。最初はおじさんが出てくるから『おじさん』というタイトルをつけてたんですけど、次に地獄が出てくるから『おじさんと地獄』になって、でも書いてるうちにだんだん楽しくなってきて「あ、これ地獄じゃないな!」と思った瞬間がありまして、最終的には天国になりました。
—おじさんが逃げている相手も最初は「夢」ではなく「女の人」という設定だったんですよね?
いまおか:ああ、最初はね。
守屋:おじさんが中国で子供を作って、その母親が「責任とりなさいよ!」と追いかけて来る設定で書いてたんですけど、実在するものより「夢」というわけのわからないものを怖がっているほうが面白いんじゃないかと思いまして、がらっと変わりました。
松江:夢や幻想というモチーフは過去のいまおか作品から続いているテーマですけど、今回守屋さんが脚本家として加わるにあたってそういうことは意識してたんですか? それとももともと守屋さんの中にあったものですか?
守屋:えー、ちょっとわかんないですね。ただ、第一稿をいまおかさんに見せたら「何か違う」というので直していくうちにそうなってしまったという感じですね。
松江:そもそもなぜ守屋さんに脚本を頼んだんですか?
いまおか:一緒にやってみたいシナリオライターの人はたくさんいるんですけど、頼むタイミングってあると思うんですよ。やりたいだけではなかなか頼めないというか、、本当に書いてもらうとなると2、3ヶ月〜半年は拘束しちゃうわけですし、実際に撮る気がないとお願いできなかったりする。その最初のひと言をどう言うかということですよね。今回はそれがたまたま酔っぱらってるときに横を見たら守屋がヒマそうにしてたんで、パッと頼んじゃったんですよ。頼んだ瞬間、撮らなきゃいけない気持ちになってきちゃったんですよね。
—最初は守屋さんも飲みの席で言われたので半信半疑だったとか?
守屋:まさか本当に電話がかかってくるとは思いませんでした。
—いまおか監督は守屋さんを「柔軟」と評していましたが、作り方としては守屋さんがいまおかさんのアイディアを受けて膨らませていった感じですか?
いまおか:そうそう。最初のプロットから二人で話し合ったことを元に守屋にシナリオを書いてきてもらって、それに対してああでもないこうでもないと言って、新しいアイディアが出てくるとまた電話して……ということを繰り返すんですけど、できあがってみるとそれがひとつも入ってない(笑)。「ひとつも入ってないね」と聞いてみたら「一回やってみたけど上手くいかなかった」と言われて。いつもは自分で脚本を書くのでそういうことをわからないままにやってきたんですけど、書かない立場としての考えとは別に、実際に書く人の手の運動というか躍動感というか—書き手の生理をくみながら作っていく監督としての作業を初めて実感した気がします。
松江:たとえば具体的に、やってみたけどうまくいかなかったシーンというのはどこですか?
いまおか:えーっとね、具体的なシーンはないんだけど、リカがおじさんと肉体関係をもったことがハルオにバレたあと、もっとドロドロの三角関係にならなきゃだめなんじゃないかということを二人で話しながらやってたんですよ。でもそれはやってみたけどうまくいかなかった、って言うんです。
守屋:いや、言い訳じゃないですけどほんとに書いたんですよ。書いたんですけど気持ち悪かったんでやめました。
松江:久米水産(劇中に出てくる企業)の社歌というのは守屋さんのアイディアですか?
いまおか:一番最初の、まだ紙きれ一枚に書いたような短いプロットしかなかった頃に守屋が「いまおかさん、社歌を歌うシーンを入れていいですか?」って聞くから、何の意味があるのかわかんないけど「いいよ」って言ってて。直しの段階でもずっとそのシーンだけは消えなかったの。途中では歌詞まで書いてあったんだよ。
松江:あ、あの歌詞は守屋さんが書いたんですか?
いまおか:いや、途中までは書いてあったんだけど長くなるだけだからなくなったね。
松江:ちなみにどんな歌詞だったんですか?
守屋:あのー、僕の小学校の校歌です。
いまおか:あ、そうなの? 「○○小学校」の部分を「久米水産」に変えただけだったの?
守屋:はい。
松江:いまおかさんの映画で劇中で歌ってるのは『かえるのうた』が初めてで、『おじさん天国』でもまた歌ってますよね。『かえるのうた』のときは『リンダ リンダ リンダ』(05)を観ていいと思ったと言ってましたけど、今回の歌の演出はまたちょっと違うと思うんですけど。
いまおか:ああ、そうね。歌があるとテンションが上がる気がするんですよ。観てて楽しいじゃないですか。マキノ雅弘が「映画の中に必ず祭りを入れる」と書いてたのを読んで、そういうのをたとえば歌みたいな形でどこかに入れられたらいいなというのを最近思ったんですよね。本当はシナリオ上でそういうシーンをちゃんと作らなきゃいけないんですけど、まあ、あんまり盛り上がらないホンだったんで。
松江:でも社歌を歌っているシーンで、ひとりひとりの顔がアップになるときにそれぞれの声が一人ずつかぶさるのはいいですよね。キャラがすごいわかりやすい。
—(笑)おじさんの名字にもなっている「高山」君という人も実在するんですよね。
守屋:高山君という友達がいたんで、その人から勝手に名前をとりました。
松江:どんな人なんですか?
守屋:ちょっと面白い顔の人なんですよ。
いまおか:今週の「ぴあ」の出口調査に出てるよね、顔写真が。
守屋:あ、そうなんですか?
いまおか:うん、100点入れてた! 俺も「あれ、この間挨拶した高山ってこの人かなあ?」と思ってびっくりしたけど。でも、松江君は普段アダルトビデオやドキュメンタリーを撮っていて、ピンクの世界ともわりと親しい関係にあるじゃないですか。あらためてピンク映画ってどう思ってますか?
松江:それを聞くんですか! 僕も今年、アダルトビデオとして作った『セキララ』という映画を劇場で上映したんですけど、やっぱりピンクだけで作った映画とかピンク映画館だけの見せ方だと限界があるというか、観るお客さんの層が決まっちゃってると思ってて。でもこういう一般の劇場でやると若い人や女性の方も来てくれるじゃないですか。そういう人が興味を持ってくれると作品自体の幅が広がると思うんですよね。僕の勝手な憶測ですけど、いまおかさんも『たまもの』(04)を一般劇場でかけて、そのときのお客さんの影響やリアクションが『かえるのうた』や『おじさん天国』にもあるのかなあという気がします。
—今回の上映も次回作につなげていきたいと思いますが、今後のご予定は?
いまおか:老人の恋愛モノと、ツチノコに復讐する話のふたつを考えていて、ひとつはいま守屋君とやろうとしてます。でも実はもう脚本の〆切は過ぎてるんですけど。
守屋:すいません!
いまおか:のうのうと現れてる。いつまでに書く?
守屋:今日は金曜日でしたっけ……月曜日までには。
いまおか:はい。
松江:僕は、来年の3月にやる「第2回ガンダーラ映画祭」のために『童貞。をプロデュース2』という作品を撮ります。前回は『おじさん天国』の同時上映(※月・水のみ)にもなっている『南の島にダイオウイカを釣りにいく』(いまおかしんじ監督)などと一緒に上映したんですけど、また人をいじめるドキュメンタリーを作ろうと思ってます。
最後には守屋さん、いまおか監督ほかキャストのサイン入りポスター抽選会も行われ、希望者は飛び入りでかけつけてくれた藍山みなみさんとのにわかジャンケン大会に。こっそり劇場にいらっしゃっていた吉岡睦雄さんも急遽ステージに上がり、嬉しいサプライズとなりました。見事ポスターを手に入れた方、おめでとうございました! 今日以降もまだまだイベントが控えていますのでぜひこの機会にご来場をお待ちしております。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
絶賛上映中の「おじさん天国」レイトショー最終日・22日(金)のトークショーですが、予定していた俳優の下元史朗さんがお仕事の都合でご来場できなくなってしまいました。それに伴いまして、下記のように変更になります。
いまおかしんじ監督
冨永昌敬(「パビリオン山椒魚」監督)
平沢里菜子(女優)
ある種、ダイオウイカVSオオサンショウウオVS女優という謎の組み合わせでもあります。波乱必至の最終日にご期待ください。
改めまして、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
脚本・守屋さん、そしていまおか監督の日記にもあるように、『おじさん天国』が先日土曜日より上映スタートしました!
いまおか監督、守屋さん、下元史朗さん、藍山みなみさん、吉岡睦雄さん、平沢里菜子さん、松原正隆さん、伊藤猛さん、佐々木ユメカさん、佐藤宏さんを迎えた舞台挨拶も敢行。満員御礼での初日となりました。
上映は22日まで、連日21:15〜となります。毎週月・水にはいまおか監督のセルフドッキュメンタリー『南の島にダイオウイカを釣りにいく』が、毎週末にはトークショーを予定しております。好評を頂いている缶バッジプレゼントも続行中です(予告編DVD-Rは品切れとなりました)
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
『おじさん天国』前夜祭とも言える特集上映も残すところあとわずかとなりました。【夫婦の処方箋】と銘打った五日目は『愛する。』と『それでも。』の二本立て。プログラムの中でもこの日限りのレアなラインナップとあり、補助席も埋まるほどの方が来てくれました。いまおか監督、『それでも。』出演の伊藤猛さんのほか、吉岡睦雄さんも飛び入りでかけつけた舞台挨拶では「ドンデン返しのない『悶絶!!』」という名言も飛び出しました。
『愛する。』(原題:愛欲乱れ妻)というタイトルですが、もともとは『恋する。』だったそうです。変わった理由としては、間違えただけ……との疑惑も。真相は籔の中です。『それでも。』は伊藤猛さんのお気に入りの一本だそうです。「当時のいまおかさんも僕もこれしかやりようがなかった」(伊藤)というだけあって、ラストの叫びが重く響きます。『おじさん天国』ではエンマダイオウ役の伊藤さん。その怪演にも注目です。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
土曜日から始まったいまおか特集、おかげさまで二日目もたくさんの方が観に来てくださいました! 日曜の夜にお集りいただいた皆さま、ありがとうございます。スクリーンで観る『デメキング』は足跡や弁天様の存在感も圧倒的、『にぎって』の迷宮のような樹海も大画面だと迫力が増していました。さて、4日と5日は【Bプログラム:いまおかしんじの「女優・林由美香」】。先ごろトリビュート本「女優・林由美香」(洋泉社)も発売された林由美香さん出演作『イボイボ』『たまもの』の2本を上映します。本日は上映前にいまおかしんじ監督、川瀬陽太さん、華沢レモンさん、吉岡睦雄さんによる舞台挨拶がありますのでそちらもお楽しみに! 今日も東中野の夜は静かに盛り上がっていきます。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
いよいよ2006年もあと1ヶ月。そしていまおかしんじ特集上映も無事に初日をむかえることができました。いまおか監督も舞台挨拶にかけつけ、なんとほぼ満席の大盛況! 寒い中ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
初日と二日目は『デメキング』と『にぎって』の二本立て。舞台挨拶のトークではそれぞれの作品の見どころのほか、鈴木卓爾さん(監督作『鋼−はがね−』もただいま公開中)が主演の『デメキング』の現場で愛が生まれたエピソードなども飛び出しました。
劇場のポレポレ東中野ではちょっとしたいまおかしんじフェアが開催中。過去作のDVDや関連パンフレット、サイン入りシナリオなどもお求めいただけます。もちろん入場者プレゼントの缶バッジも大人気。笑顔の素敵なポレポレ受付嬢も身体をはってチャレンジしてくれました。絵柄は全10種類と充実しているので、コンプリート・コレクションへの挑戦も期待しております。そのほか数量限定プレゼントの予告編(+おまけ)DVD はブルーノート仕様のお洒落なジャケットがポイント。さらに『おじさん天国』パンフレットには先着順でいまおか監督のイラスト入りステッカーがつきます。こちらもなくなり次第、終了となりますのでどうぞお早めにゲットしてください!
ご意見・ご感想などもぜひこちらのブログまでコメントいただければと思います。皆様の声をお待ちしております。忘年会シーズンとなりますが、休肝日はポレポレへ! これからの3週間、どうぞ宜しくお願い致します。写真は初日終了後のいまおか監督。劇場で会えるのを楽しみにしています。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント