怒り
アテネフランセ、「ラザロ」井土紀州監督、試写観る。ルサンチマン溢れる力作。井土紀州の映画を作る原動力は怒りなのだと実感する。俺の怒りはどこにある?考えさせられる。
「富士そば」でわかめソバ食う。美学校、「神童」萩生田宏治監督、試写観る。成海璃子、かわいい。笑顔のアップにキュンキュンくる。松山ケンイチもちゃんと映画の中で生きてる。さすがと思う。怒りはどこにある?成海璃子の恋愛ネタ淡すぎてヌルい。もっとエロを。清潔感がもの足らない。追い詰められた人間の必死の顔がみたい。
家で、ほうれん草炒め食う。ジョナサン、お勉強。あきたので、ゴールデン街フラフラ飲みに出かける。
森鷗外の「雁」を買った。佐藤正午の本を読んだからだ。「雁」の主題は、ほんの些細なことで人の人生など変わってしまう、というもので、サバの味噌煮を食べなかったことが、主人公のその後の運命を変えてしまうというお話しらしい。俄然興味を持った。佐藤正午は自分の小説でそれをづっとやっている。
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コメント
ゴールデン街、とっても興味があって行ってみたいのですが、ちょっと怖そうで行けません。どんな感じのところですか?
投稿: 井坂建一 | 2007年3月12日 (月) 23時23分
ギドクの映画をちゃんと見てますか?
投稿: 健太 | 2007年3月 7日 (水) 02時15分