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2007年3月

2007年3月31日 (土)

さくら

納豆丼食う。北新宿図書館行く。ジョナサン、原稿進まず。やる気が出ない。「阿修羅のごとく」向田邦子、読む。掴みがうまい。お父さんの浮気が姉妹を集める。
リトルスプーンの激辛カレー食う。脳に刺激を。再ジョナサン、原稿進まず。なげやり。
代々木公園、細谷さん主催の花見に乱入。夜中なのに人がいっぱい。朝まで酔いどれる。記憶がなくなる。

桜がきれいなのは葉っぱがついてないからだと、誰か言ってた。向井監督は、撮影のめどが立たないのに、桜が咲くと無理矢理撮影してた。桜は人を狂わせる。


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2007年3月30日 (金)

若草物語

Tシャツでいける。散歩。家で、イカとキャベツの炒め物食う。
大久保図書館に行く。ジョナサン、オールコットの「若草物語」読む。3女のベスがかわいい。
納豆ソバ食う。再ジョナサン、読書続き。
地味な日。

坂本とテレクラに行った。3P出来ますって言う女の人がいたので、夜中に車とばして赤羽まで行った。アパートの扉を開けると、女装した男が出てきて、女の声で「どうぞ、はいって」と言った。俺と坂本はびびって逃げた。

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2007年3月29日 (木)

ザラザラ

銀ダラの西京焼き食う。好物。
ジョナサン、「おじさん天国」字幕チェック。英語分からん。家、ビデオでもチェック。英語分からん。オッケーとメールする。
豚肉キャベツ炒め食う。暇な時は自炊。
再ジョナサン、「愛でもない青春でもない旅立たない」前田司郎、読む。言葉の選び方が演劇の人と思う。ふられた時の何ともやるせない気持ちを思いだした。ザラザラした気持ち。

油断が取り返しのつかない事態を引き起こした事に、気づく時はだいたいもう取り返しのつかない状態になっている。

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2007年3月28日 (水)

岐阜や

ジョナサン、アイデアまとめる。紀ノ国屋で本買う。
納豆スパ食う。癖になる。昼寝する。
再ジョナサン、考える。「トップス」守屋と打ち合わせ。
「岐阜や」で酒。お代わり言う前にどんどん注がれる正しいお店。ニラレバ炒め食う。考えろ、考えろ。

北本とココイチの1500gカレーに挑戦した。2人とも失敗して、公園で吐いた。ストレス。

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2007年3月27日 (火)

うんべると

晴天。納豆スパ作って食う。うまうま。洗濯する。
DVDで「あるべらえず うんべると〜消え入ぬように〜」関乃介監督、見る。傑作。不法滞在のコロンビア人のドキュメンタリーなのだが、後半驚きの展開はまさに娯楽映画。6年かけて500時間回した結果がここにある。必見。
ジョナサン、「つちんこ」始動の予感。「越佐庵」ジャンボ油揚げがうまい。焼酎そば湯割り飲んで、へぎソバ食って帰る。早々に寝る。

国民年金は親が払ってる。国民健康保険は朝生が払ってる。携帯電話も朝生が払ってる。家賃も朝生が払っている。水道、ガス、電気ももちろん朝生だ。そして毎日1000円小遣い貰っている。これがわたし。

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2007年3月26日 (月)

青空

雨の日。サンドイッチ作って食う。
美学校、向井新悟追悼上映会。「青空」サトウトシキ監督、観る。向井新悟が延々走ってる。記憶に刻む。
「天狗」偲ぶ会。飲みまくって酔いどれる。ジョナサン、考え事。

京都の「ろくでなし」で新悟君と喋ったのを思い出す。女の話をした。内容は忘れた。

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2007年3月25日 (日)

ガンダーラ

おいなりさん食う。下北沢うろうろ。村上ワカナの時計を見る。喫茶店、テラスで時間潰し。
ラ・カメラ「ガンダーラ映画祭」観に行く。全プログラム6時間、映画漬けの一日。おもろい。闘ってる。
「つぼ八」しまださんらと飲み。観るのは簡単、作るの大変。

黄金町のガード下にちょんの間があった。2階の狭い部屋に入る。何にもない。ぺったんこの布団。蛍光灯にピンクのセロハンが巻かれている。電車が通るとガタガタ揺れた。情緒のないせわしないセックス。全然楽しくない。お金を払って、お互いむすっとして別れる。何か知らんがそうゆうことが今の自分を作ってる。

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2007年3月24日 (土)

パスポート

パスポート申請する。受付の人がタメ口なのが気になる。
ジョナサン、無心で座ってる。
上州屋、鮎のカタログ貰いに行く。ワクワク。後二ヶ月で解禁や。
大久保「輪具」焼き肉食う。レバーがうまい。酔っぱらって帰る。

アヒルを飼っていた。エサはぬか。時々、トウモロコシをやる。時々、だいこんの葉っぱをやる。ご馳走はミミズ。三年ぐらい飼ったけど、一緒に飼っていたニワトリがうるさくて近所から苦情が来て、ニワトリと共に大学病院に引き取られる事になった。「ガー子、ガー子」泣きながら後を追った。

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2007年3月23日 (金)

春なのに

植岡組現場。いっぱいいっぱいでセリフが全く出てこない。植岡監督に大迷惑かけてしまう。すいませんでした。死にたい気分で帰ってくる。五反田、「自転車に乗って」鈴木組の打ち上げに参加。ヤケ酒。沈没。

ベランダに座ってボンヤリしてる。庭にいっぱい花が咲いている。春が来たみたいです。

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2007年3月21日 (水)

シャブをがまん

ジョナサン、原稿書く。「シャブをがまん」ようやく完結。ほっ。
納豆スパ食う。松江君家で「セキ☆ララ」DVDのコメンタリー参加。高校生の頃のAV鑑賞会を思い出す。
家で、焼き肉丼食って、植岡組セリフ練習。全然覚えられないよー。
ツタヤにDVD返して、再ジョナサン、考え事。こなしてこなして。

向かいのアパートで、バレエ少女がくるくる回ってる。窓に黄色いバレエの衣装らしきドレスが吊されている。発表会が近いのだろうか。頑張れバレエ少女!

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2007年3月20日 (火)

わすれな草

直井君の結婚パーティーで調子に乗って飲み過ぎて、ダウン。
朝風呂入って、気合いを入れ直す。ジョナサン、カレー食って、原稿書く。無理矢理書く。
こまばアゴラ劇場で「いやむしろわすれて草」五反田団、観る。素直に楽しめる。シンプルなのがいい。
酒飲んで、寝る。

小田原の方にイカ釣りに行って、夜遅くなって、帰り道に迷って、気がついたら高速道路の上を歩いていた。風がごうごういって、車がビュンビュン走ってて、怖かった。あの、心細い感じを今でも時々思い出す。

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2007年3月18日 (日)

蒼井優

朝風呂入る。朝風呂は癖になる。塩辛のパスタ作って食う。ニンニク入れて正解。
ジョナサン、計画立てる。美学校、植岡組衣装あわせ。迷惑かけませんように。
再ジョナサン、蒼井優の写真集「トラベル・サンド」眺めてる。手がでかいのが可愛い。携帯の待ち受けをイカから蒼井優に変更。家、DVDで「ニライカナイからの手紙」熊沢尚人監督、見る。おとぎ話みたいな展開に戸惑う。余韻を捕まえるのがうまい。蒼井優がニンニク漬けをぽりぽりかじるシーンでグッときた。まーいいか。
酒、寝る。

多摩川の土手をロケハンした。草むらを分け入っていくと、突然でかいヤギと遭遇した。そこに住んでるホームレスが飼っているヤギだった。珍しくて眺めていると、奧から十数匹の犬が現れ、激しく吠え始めた。怖かった。


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2007年3月17日 (土)

魚々子

二日酔い。朝風呂入って酒を抜く。
ジョナサン、BLTサンド食って原稿書く。気合いだ。書き上げて、家、パソコンで送る。
「魚々子」熱燗でお魚食べまくる。うまい。酔っぱらって寝る。

雀を捕獲する方法。生米を酒に漬ける。良く乾かして、地面に撒く。それを食った雀が酔っぱらってフラフラしているのを捉える。雑誌に載っていたので、実践したが、雀は酔っぱらわず、捕獲できなかった。

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2007年3月16日 (金)

迷走

ジョナサン、暇暇。トースト食ってアテネフランセ、CO2最終日、5人の監督とトークする。あんなことしか話せない。勘弁。「放流人間」岡太地監督、観る。顔に迫っていく感じが、魅力。スクリーンで観た方が良い。
打ち上げ、「天狗」3日目。飲んだくれて、朝まで。西尾とか、皆さん、お世話になりました。楽しかったです。

歌舞伎町のヘルスに行った時、ヘルス嬢は演舞ゼミでお芝居の勉強をしてるって言ってた。一体何をしたいのか。何に没頭すべきなのか。迷走。みんな迷ってる。

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2007年3月15日 (木)

一期一会

雑炊食う。国映、ベルギー人に写真撮られる。
アテネフランセ、CO2顔出す。中原さんらのトーク聞く。「フリフリ坊主」宮本杜朗監督、観る。適当に見えて適当ではない。色彩へのこだわりが効いてる。ネタが間違ってると思う。もっとチンケなネタが合うと思う。
打ち上げ、また「天狗」飲んだくれる。新宿「叙楽苑」飲む。勝手に帰ってしまう。西尾、すまん。

写真は一瞬を撮るしかなくて、考えたり準備したりがあんまり効かない。今起こってることを今できる限りを尽くして切り取る。今しかないことが写真に力を与える。ベルギー人は一期一会って言ってた。映画も同じと思う。

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2007年3月14日 (水)

天気いい

天気いいので散歩する。喫茶店でパニーニとクラムチャウダー食う。吉岡とバッタリ会う。信濃町まで歩く。
アテネフランセ、CO2東京上映展。「ジャーマン+雨」横浜聡子監督、観る。傑作。つくづくキャラクターが映画を背負ってると思う。観ないと損する映画。鈴木卓爾さんと久々にお話する。嬉しい。「ガール・スパークス」石井裕也監督、観る。シーンの作られ方が天才的。笑う。映画の可能性を信じられる夜でした。
打ち上げ、飲みまくって撃沈。

昔、新宿西口のガードの近くでシンナーを売っていた。ひと瓶2000円。買って部屋で吸っていると坂本に見つかって、叱られて、瓶ごと捨てられた。


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2007年3月13日 (火)

影の車

朝からジョナサン、無理矢理原稿書く。でけた。パソコン入力して送る。
「大橋や」でわかめソバ食う。再ジョナサン、読書。
家、鍋食う。ビデオで「影の車」野村芳太郎監督、見る。岩下志麻の乳房に感動。全体にみなぎる殺意と緊張感に脱帽。「変身」佐野智樹監督、見る。プロットみたいな映画。蒼井優が可哀想。感情が分からない。

岩下志麻はやりまくる。子供の目を盗んで、世間の目を盗んで。やることでしか耐えられないみたいにやりまくる。気持ち良くなんかない。ただただ苦しいだけだ。それでも取り憑かれたみたいにやりまくる。人間の業のようなものが見えてくる。セックスは恐ろしい。沼だ。

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2007年3月12日 (月)

どーしよう

頭に刺激を与えるべく、チゲ鍋を食う。からい。
ジョナサン、原稿書く。とりあえず書くが面白くない。どーしよう。
家、ヤケになって酒飲んで酔っぱらう。

吉岡が前川さんから最初に教わったのは、「飲み会は最後までいろ!」だったという。意味があるのかどうかよく分からんが、正しいと思う。だいたい夜中4時頃に発見がある。

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2007年3月11日 (日)

進まず

二日酔い。「自転車に乗って」ダビング。ピアニカやさしい。
ジョナサン、原稿進まず。家、巻き寿司食って、ふて寝。
再ジョナサン、原稿進まず。「書きあぐねている人のための小説入門」保坂和志、読む。酒飲んで帰る。

そしてようやっと書き始めても、ストーリーで進めようとしないから、本当に終わりまで書けるのか、ということが心細い。そして、ストーリーがなくて小説らしくないから、今書いているこれが、小説の姿をしているのか、小説らしい音がどこかで鳴っているのか、ということが心細い。
しかし、私はその心細さから逃げなかった。書くこと(書きあぐねること)の心細さを信じてそこに留まりつづけた。

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2007年3月10日 (土)

龍が如く

朝からジョナサン、原稿進まず。カレー作って食う。失敗。まずい。
やる気が出ない。歌舞伎町で「龍が如く」三池崇史監督、観る。ハッタリ効いてる。過剰さが魅力。お話メチャクチャだけど、許せる。元気になって歌舞伎町をうろうろする。
谷口さんを囲む会。お久しぶりで飲みまくる。「ぼるが」「鳥立ち」朝まで飲む。谷口さん元気すぎだよ。おもろい。

大学生になって初めてやったバイトは「デニーズ」の皿洗いでした。人手が足りずメッチャ忙しくてどんどん人が辞めていく。辞めるタイミングを逸して気がつくと、26時間ぶっ通しで皿洗いしていた。逃げ足遅いです。


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2007年3月 9日 (金)

アイスクリーム

朝風呂入る。窓から見える空が青い。カレーうどん作って食う。洗濯する。
「トップス」直井君らとつちんこ会議する。話をするとアイデアが浮かぶ。うまくいきますように。
歌舞伎町の「大阪王将」でチャーハン食う。わりといける。ジョナサン、原稿のネタ考える。浮かばん。

高田渡の「アイスクリーム」を聞いていて、変な気持ちになった。どこかで聞いたことあるのに思い出せない。懐かしい感じ。昔、「アイスクリーム、アイスクリーム」って絶対呟いたことがあるはずなのに忘れてる。「自転車に乗って」というタイトルも高田渡の歌だったと気付いたのも、今さっきだ。記憶を探る。

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2007年3月 8日 (木)

たらたら

14時間寝てた。だるい。ミソ煮込みうどん食う。DVDで「吉村佳雄 WALKING SLEEPING」 宮本杜朗監督、見る。たらたら感が心地いい。センチメントに陥ることなく叙情を描いてる。秀作。
ジョナサン、たらたらしてる。福島音響「自転車に乗って」音付きオール観る。10分の短編で何が出来るのか、考えさせられる。
「加賀屋」一博さん、榎本らと飲み。木を切り倒した話に爆笑。荻窪、佐藤宏とお好み焼き食う。

上大岡駅前の立ち食いラーメン屋でバイトしてたことがあった。日能研の小学生が夜遅く食べにくる。普通に東大に行くとか話してる。生意気な奴らだった。仲良くなってチャーシューぐらいはおまけに付けてやったが、あれから20年、彼らは東大に行って偉い人になったのだろうか。少し気になる。「自転車に乗って」の小学生はそんなイメージだったので、日能研のNバッグを持たせたかった。


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2007年3月 7日 (水)

風邪

雑炊とサワラの西京焼き食う。ツタヤうろうろする。
ジョナサン、考え事。だるい。関節が痛い。風邪ひいたみたい。
鍋焼きうどん食って、寝る。ひたすら寝る。

アパートの前で、またバレエ少女にあった。相変わらず背筋がピンと伸びている。顔にマジックで何か書かれている。いじめかと思って、はっとしたが、周りにいた友達全員の顔にマジックのいたずら書きがしてあった。変なことが流行ってる。

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2007年3月 6日 (火)

怒り

アテネフランセ、「ラザロ」井土紀州監督、試写観る。ルサンチマン溢れる力作。井土紀州の映画を作る原動力は怒りなのだと実感する。俺の怒りはどこにある?考えさせられる。
「富士そば」でわかめソバ食う。美学校、「神童」萩生田宏治監督、試写観る。成海璃子、かわいい。笑顔のアップにキュンキュンくる。松山ケンイチもちゃんと映画の中で生きてる。さすがと思う。怒りはどこにある?成海璃子の恋愛ネタ淡すぎてヌルい。もっとエロを。清潔感がもの足らない。追い詰められた人間の必死の顔がみたい。
家で、ほうれん草炒め食う。ジョナサン、お勉強。あきたので、ゴールデン街フラフラ飲みに出かける。

森鷗外の「雁」を買った。佐藤正午の本を読んだからだ。「雁」の主題は、ほんの些細なことで人の人生など変わってしまう、というもので、サバの味噌煮を食べなかったことが、主人公のその後の運命を変えてしまうというお話しらしい。俄然興味を持った。佐藤正午は自分の小説でそれをづっとやっている。

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2007年3月 5日 (月)

小説の読み書き

中野坂上ジョナサン、BLTサンド食う。
富田編集室、一博組編集、つき合う。佐藤正午「小説の読み書き」読了。
一博さんらと天ぷら屋でポン酒飲む。寝る。

記憶をよみがえらせるとっかかりになるものを探して、探してないならむこうからやってくるのを待って、待ってこないならまた迎えに行って、正直が不正直になるラインを越えてまでうろうろする。そのうろうろするのが手間暇かかって面倒であると同時に、生きがいでもある、それが小説家の仕事の内容である。

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2007年3月 4日 (日)

フラガール

朝風呂はいって、チャーハン食う。
歌舞伎町「フラガール」李相日監督、観る。蒼井優が親友と別れるとこと、しずちゃんが父親の死を知って泣き笑いするとこで号泣。蒼井優がメッチャ可愛くて悶絶する。でもあんまりいい映画じゃないと思うのはなぜなんだろう。
上州屋ウロウロする。「マック」でコーヒー飲む。ジョナサン、考え事。「トップス」松野君と雑談。
「清瀧」「鳥立ち」飲んで帰る。子供が大事。

「マック」コーヒー100円。「ジョナサン」ドリンクバー399円。「トップス」コーヒー600円。「清瀧」升酒140円。「鳥立ち」焼酎1000円。カネない癖にカネ使う。どうしていいか分からない。

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2007年3月 3日 (土)

佐藤正午

取り敢えずジョナサン行く。「麺通団」でねばたま食う。図書館行く。佐藤正午の本を借りる。
再ジョナサン、暇潰し。富田編集室、一博さんの編集見に行く。中野坂上の飲み屋で紹興酒飲む。
酔っぱらって大西ん家でAV見て寝る。

佐藤正午のベストワンは「彼女について知ることの全て」です。ラストの数枚、主人公の男が雪の中を帰っていく描写があって、いつもここで号泣してしまう。小説が何かを発見した瞬間がここにある。取り返しのつかないことを抱えて生きていく。

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2007年3月 2日 (金)

自主映画

大阪、CO2上映展行く。監督だらけ。話する。アホな奴らばっかりでおもろい。飲みまくって朝まで。
新幹線で帰ってくる。国映、打ち合わせ。無駄話。
西新宿「ドヤジ」豚肉食う。酔っぱらって寝る。

自主映画を撮ってる奴らは大変なのだ。自分で金集めてスタッフ集めて、撮影して、編集して、上映して。膨大な時間を奪われ、信用を失い、金ばかりかかる。報われない。何のためにやってるのか、激しく問われるのだ。ルサンチマンがないとやっていけない。みんな何かに怒ってる。そしてその怒りがどこまで続くのか不安に思っている。

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