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2006年1月29日 - 2006年2月4日

2006年2月 4日 (土)

落語

「大勝軒」でつけ麺。煮干しのスープでちょっと甘め。麺はやわらかめで量は申し分ない。マンガ喫茶で「プレイボール」16巻まで。谷口が少しも失敗しないのが気になる。国映で豆まき。厄年が節分から始まるのを知る。ビビる。
お江戸日本橋亭で落語。初めての体験。落語家がだんだんトランス状態になっていくのが分かる。こちらもそれに引き込まれ、我を忘れて笑う。凄いよ、落語って。我を忘れさせてくれるんだもん。
終わってビト君らと飲み。落語の話で盛り上がる。家で太巻き食って寝る。

人情話を泣きに持って行かないのが落語。笑いに持って行くと深刻にならない。スカッと忘れることができる。勉強になりました。

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2006年2月 3日 (金)

ヤクザ犬

「王家」でクッパ食って、ジョナサンへ。川田さんとお話し。DVD渡す。マンガ喫茶で時間つぶし。
「シガテラ」の悪意に恐怖する。古谷実えらいとこに行っちゃったなあ。
「ザボン」でラーメン。鹿児島ラーメン意外とうまい。歌舞伎町ぶらぶら。
家で「牛頭」見る。つかみはヤクザ犬。哀川翔の「あれはヤクザだけを襲うように訓練されたヤクザ犬に違いありません」で、チワワのアップ。読めない展開と世界観は小学生の妄想。これを作り手達が楽しんでやってないところが「世界は彼女のためにある」と違うとこ。必死にお客さんが入り込む余地を作ってる。適当だったり雑だったりすることを映画の面白さにつなげようとあれこれ工夫を凝らしてる。本気だよ。三池崇史恐るべし。

おもろいものを見ると自信を失う。こんなんできるだろうか。不安になる。不安が原動力だと強がって言ってみたい。


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2006年2月 2日 (木)

呆然

洗濯する。雨の中コインランドリーへ。マック食って、原稿送ったりなんやかんや。夜、監督協会でて、「十徳」坂本と飲み。助監督時代の悔しかった思い出話などする。女池さん合流して遅くまで。

嫌なことも悔しかったことも、いつの間にか軽くなっていることに気付く。笑って話せるようになっている。いろんなことがうまくいくには、時間がかかるんだと思う。持ち続けて耐えることでしか解決できないような気がする。我慢して恨んでいろいろ考えて・・・こういう時間を映画にしたら面白いと思う。

やれることの少ないことに呆然とする。

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2006年2月 1日 (水)

プレイボール

朝からジョナサン。川田さん来て喫茶店でお話し。「桔梗」でつけ麺。うまい。
マンガ喫茶。「プレイボール」谷口高校編。谷口は主人公になれるキャラクターと思う。泣く。8巻まで。国映よって、銀座で芝居「アンリアル」観る。リアルはどこにある。
夜、そば屋でのみのみ。ヘロヘロで歩いて帰る。緑のたぬき食って寝る。

反省しない。どんどん間違ってまずいことになってから初めて始まる。
あー、しんど。

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2006年1月31日 (火)

ネタ探し

家でつけ麺作って食う。ジョナサン考え事。マンガ喫茶で「キャプテン」読む。全26巻読了。キャプテン近藤で未来につながるラストだった。ちばあきお恐るべし。中野で酒飲んで「松屋」の牛丼食って寝る。「かえるのうた」「ガンダーラ映画祭」終わって、地味な一日。

人がやってそうでやってないことを探してる。
ネタはどこにある。マンガ喫茶にある。しばらくはネタ探しの日々。

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2006年1月30日 (月)

ピンク映画トキワ荘 その2

坂本 君らは監督になるリアリティってあるの?

いまおか 何年やってるんだっけ? 大西は。

大西 僕は10…

坂本 そんなにやってんの!

大西 地下鉄サリン事件があった年からですよ。…すいません…。(会場笑)

伊藤 僕は2000年からだと(思います)…今年で5年スかね。

坂本 いまおかさんは何年で撮ってる? いまおかさんでも遅い遅いって言われてたよね?

いまおか 瀬々さんが3年で監督デビューしてて、オレは90年に入って95年にデビューしてるから5年。25才の時に業界に入って、30才の時にデビュー。

坂本 オレも21才になる時入って(監督デビューが)25才の終わりだから5年。

いまおか 遅せえなお前ら。

大西 (頭に手をあてて、スイマセン)

坂本 どうすんだよ、お前ら。

伊藤 どうすんスか、大西さん。

大西 まあ、どうにか。(会場笑)

坂本 ビジョンとかないの? 裕くんは。

大西 ビジョンはない…。

いまおか 生活自体はどうなの? 結構しんどいとか思うことある? 昼間いくと布団で寝てるんだよな。起きてビール飲むって、そんな感じ?

大西 しんどいのは、性格が合わない人間と住んでること。キレイ好きじゃないですか、俺。彼(伊藤くん)がこんな髪型(アフロ)してるじゃないですか。髪の毛とか落ちてると気になるんですけど、集めると縮れ毛とか沢山集まって凄いムカつくんですよね。

坂本 でも裕くん、なまけ者だよね、本当に。うちらもうちょっと忙しなくやってたよね、助監督時代。めっちゃ流れる時間遅いもんな。

大西 ロハス。

坂本 ……(絶句)

いまおか でもオレ、助監督になったのが25才って遅いじゃん。上につく人が結構若い人だったりして「使えねーな、このおっさん」とか言われたりなんかして。でも大学時代で青春って終わったなーって思ってたんだけど、男二人ぐらいで住むと、現場から朝方帰って来たら、坂本が奥から出て来て「ちょっと出ててもらえます?」って1万円渡されたりとかして。多分、おネエちゃんかなんか居たんだよな。

坂本 まあ、そうですね(笑)

いまおか 「なんかせつねーな。オレ、寝てないんだよ」とか思いながら、ファミレスでお茶飲んだりして。そういう朝の風景とか覚えてるんだよ。

坂本 まあ、その当時は携帯電話とかもなかったですからね。僕この間、荒井(晴彦)さんの『新宿乱れ街 いくまで待って』を下北沢で観て、「僕にも青春ってあったな」とか思いましたよ。いまおかさんと住んでた頃って何かあるんだよね。…君らはないの? そういう甘酢っぱいエピソードとかは。

大西 俺は特に(ない)。夜、部屋行ったら「あっ!!」みたいなことはありますけど。

伊藤 それは誰のこと?

大西 君のこと。

伊藤 それはお互い様ってことで(笑)

いまおか (伊藤)一平は、なんで助監督つづけてるの?

伊藤 まあ、なんスかね。映画の業界と水があってるかわからないスけど、なんとなしに続いてる…それはやっぱりカントクやりたいからですよ。そうですよね、大西さん。

大西 んー(コクリ)

坂本 いつやんの?

大西 今年で。

伊藤 爆弾発言(笑)

坂本 言ったからには実現しないと。

いまおか 何月ぐらいにすんの?

大西 寒いとしんどいんで、秋ぐらいで。

坂本 9月か。

いまおか ホンとかこれから書く感じ?

大西 そうすね。全く何も。

坂本 ま、でも俺が2本目撮ったのいつだっけ? あん時もやんのかなー、みたいな感じあったけど、やらずだったもんな。

大西 火が一瞬だけつくの。2、3日して消えちゃう。

いまおか やっぱり1人暮らしでちゃんと生活を立て直そうとするより、とりあえずデビューして行き着きたいというのはあったよね、…オレはあったんだよね。金はなくても楽になるんだよ、気持ちが。そのことだけ考えてればいいから。

坂本 俺は最近ですよ、自分の映画のことを割と中心にずっと考えられるようになったの。ここ1年、1年半ぐらい。結構、撮ってから時間がかかりましたけどね。

(2006/1/22 @ポレポレ東中野)

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加賀君

二日酔いと風邪でダウン。一日中寝てる。夜中に起きて西尾君の「おちょんちゃんの愛と冒険と革命」を見る。ここにも“いつかどこかで見た何か”と闘っている人がいる。そこからはみ出ていくのは大変だ。考え事しつつ寝る。
早起きして、伊東港で釣り。エギング。イカの気配なし。イルカの餌付けを見る。結局ボウズ。
夜、ガンダーラ映画祭最終日。松江君の「童貞を。プロデュース」加賀君に感情移入して泣きそうになる。カンパニー松尾氏の「人に迷惑かけていいんだ」のセリフにぐっと来る。
打ち上げ。映画を観たせいか、加賀君に親近感。話しかける。何かプロデュースしたくなる奴だ。酔いどれる。

加賀君の未来に良いことがたくさん起きますように。
俺に悪いことが起きませんように。

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2006年1月29日 (日)

ピンク映画トキワ荘の青春 その1

いまおか 最初説明した方がいいと思うんで。僕が95年の30歳の時に監督デビューしたんですけど、丁度その頃高円寺で女性の人と同棲を3年ぐらいしてたんですが、ちょっと問題があって追い出されて、獅子プロダクションという当時所属していた会社の倉庫に住むようになったんです。それで坂本(監督)が、小岩に住んでいたんですが「一緒に住むよ」ということになりまして、全くその頃お金がなかったんで二人で新宿の部屋を借りて住み始めたんですが、何故かそこに住むところがなくなった大西(裕・助監督)や(伊藤)一平(助監督)だとかが転がり込んできて、(同じアパートにピンクの監督・助監督が住むという)そういう状況になったということなんですが。

坂本 僕が一番最初に会った助監督っていまおかさんだったんですね。面接っていうか、その時は監督は瀬々さんだったんですけど。で、僕はいまおかさんと5年ぐらい一緒に住んでいたんですが。裕くんは…大西くんは専門学校の同級生で、僕の方が在学中から助監督してたんで、僕の後輩になるんですが、なんとなくピンクやらないかということで誘ったと思う。伊藤くんは何でピンク来たんだっけ?

伊藤 104で。というのは「映画秘宝」という雑誌で、「監督になるための方法」というインタビューで、いまおか・坂本両カントクの二人が載っていたんですが、確か坂本さんが、国映…映画を作っている事務所なんですけど、電話番号を104で調べてやってきたというのが書いてあったんです。それで同じことやったんですけど。

坂本 コレってピンクの監督をすると、家賃が払えなくなるっていう系譜なの?キミは家賃が払えなくなってうちらのとこに来るようになんだんだよね。

伊藤 そうですね。今、4万9千円のとこに住んでるんですけど、大西さんと折半ではらってます。

坂本 ま、今は僕らは住んでないんですけど。

いまおか 卒業したんですけどね。

坂本 僕も2年ぐらい前に卒業した。

いまおか 大西はなんで住むようになったの?

大西 いやあ、なんとなくというか…家賃を2年分ぐらい滞納しまして。なんか素晴らしい楽園があるという噂を聞いて参入しました。

坂本 高田馬場に住んでいて・・。

大西 家賃1万5千円・・・。

坂本 1万5千円のところを20万近く滞納してた。もうダメだから来いって言ったなあ、そういえば。

いまおか そんなにしてまでピンクの助監督って…普通に働けばいいじゃん。

大西 ピンクの助監督もそんなにやってなかった…。働いてなかった…。

坂本 裕くんがこん中で一番なまけものだからな。…みんな、いまおかさんの助監督やったことあるんだよね。僕もチーフ、やってるなあ。裕くんも、いまおか組・・。

大西 ありますよ。いまおかさんのでピンク映画に行ったっていうか、(いまおかさんに)吸い寄せられたんじゃないのかな。

いまおか ありがとうございます(笑)助監督の時って、何でしんどかったのかって思うと、やっぱり何のためにやってるかというと、監督にいつかなるだろうと思ってやっていて、人を仕切ったりとか、何時に人集めるとか苦手だったんですよ。それでもやれたのは、そういう日々の中でホン(脚本)書いたりとかっていう監督になろうという作業をしながら、そういう段取りとかもしなくちゃならなくて、気持ち的に落ち着かないって言うか、しんどかったんですけど。そんな時に一緒につうか、同じしんどい所にいる奴が近くにいるっていうのは、別に相談なんかしないんだけど、そこでなんとなくやめるってとこに行かなかった。1人で生活してたらダメだったかもしれないって、今ちょっと思うところがあるんだよ。

坂本 いや僕ね、本当にいまおかさんと一緒に住んでたり、いまおかさんが先輩だったことに感謝してる部分があって。僕らの先輩、瀬々さんとかは既に監督だったんですよね、僕が入った時には。いまおかさんがその時助監督で、僕が助監督をして1年目ぐらいに、監督デビューしたことで、監督になれるというリアリティを持てたんですよね。いまおかさんは、一緒に住んでて、読書家だったし、自分でシナリオとかも書いてる姿を見てたんで、そういう所を真似したところは僕はあったんすけどね。

つづく

(2006/1/22 ポレポレ東中野にて)

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