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2005年11月22日 (火)

品格欠乏気味な文章ですが…

12月6日からアテネフランセ文化センターで「現代日本映画 上映と批評」という特集上映が行われるのを昨日知ったのですが、口惜しかったんです。
何が口惜しかったって、そのキュレーションが。
ボクも曲がりなりにも監督なんで、「作ること」側のスタンスに立って口惜しがったり嫉妬したり爽快になったりしたいんですが、どうもそっち側にたいしての執着って薄いんですよねぇ…

これまでピンク映画の上映にも主体的に関わってきたんですが、これからはもっと送る側の「どうやって送りたいか」ってことを明確に、場合によっては押し付けるぐらいな気概を持って提供していけたらなって思ってるんです。
それはニューヨークにいて、映画に限らず、芸術全般に取って「キュレーション」ってことが送る側に取っても受ける側に取ってもとても大きく作用しているって現状を目の当たりにして、それはとってもいいなあって感じたからなんです。
が、実は前々から薄々感じてはいて、ボクは高校生の頃はFENをよく聞いていたんですが、それはFENが一番ボクの音楽の趣味にあった音楽を流してくれていたのと、発見があったから。
DJが掛けたい音楽を掛けるってことが、すごくわかりやすい形で成り立っていたからなんじゃないのかなあ、と。
たまにラジオをつけて日本のFM聞いても、似たような流行の音楽ばっかりで、そっから趣味が外れたら対象外になってしまった気がしちゃうんですよね。
FENだって四六時中ボクの好みにあった音楽を掛けてる訳ではないんですが、日本のFM聞いてて感じるような疎外感を感じることはありませんでした。
偶然聞いて、これはどう聞いても「Blues Traveller」の新曲のようだぞって思ってレコード屋に行ったらNew Album出てたりってことは、日本のラジオ聞いてても起こったことないし。

ってこんな所で恨み節書いても仕様がないですね。
これまでに見たことがある映画でも、たいして眼中になかった映画でも、すっごく嫌いな映画でも、見せ方を変えることで見えてくることがあるし、見せ方を変えることで見せたいことがあるんです。
一応そういう気概を持って「P−1」や「日本映画考」をやってきました。
でもこれからはもっと踏み込んで次なる企画を考えていきたいと思ってます。
来年の夏ぐらいにはね。

アテネフランセのこの企画、必見ではないでしょうか。
ボクは出来るだけ通うつもりです。

http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2005_12/mjf01.html

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コメント

ごぶさたしてます。
お元気ですか?
実はメール出さなきゃ出さなきゃと思っていたんですが…
告知、ありがとうございます。
上映期間中はなるべく劇場に行ってようと思ってますんで、見つけたら声掛けてください。

投稿: meike | 2005年11月24日 (木) 03時25分

女池さんこんばんは!

「花井さちこの華麗な生涯」レイトショー公開おめでとうございます!

微力ながら音楽関係で協力出来た事を誇りに思います。
(バンド、溢れてマスの一員として)
これも女池さんのおかげです!

勝手ながら自分のHPに告知載せました。
許可+確認も含めこちらに挨拶伺いました。

寒くなります。どうぞ体調には用心してください。
今後のさらなる御活躍、お祈りします。

投稿: | 2005年11月22日 (火) 18時34分

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