映画はアウトサイダーのものなんだ
昨日はライブを見に行っちゃいました。sakana目当てだったんですが、ちょっと気になっていた二階堂和美も見れるというんで、これは行かねばと思ったからです。
二階堂和美、とても良かったです。
聞いていて美空ひばりを思い浮かべました(大して知りもしないくせに…)。
曲の感じは全然違いますが、歌う時の感じがどことなく連想させたんですよね。
で、不遜ながら思ったのが、越路吹雪の血が入ったらもっと自分好みになるのにな、と。
「プーサン」や「ああ爆弾」とかの越路吹雪。
でもこの二作、両方とも伊藤雄之介が相手役だから、記憶の中で越路吹雪の中に伊藤雄之介フレーバーが足されてしまっているかもしれませんが…
二階堂さん、時々「愛の讃歌」を歌ったりもしてるそうで、その話を聞いたら、だったら江利チエミのサザエさんフレーバーが注入されたら面白そ、などと人のことを勝手にあれこれと…
ニューヨークにいて、オースティンに行って、すっかり感化されてライブたくさん見たいなって思ってる今日この頃なんですか、その前はライブにはあまり行かない人でした。
それでもsakanaのライブにはちょこちょこ行ってたんです。
前回行ったのは京都のちっちゃなカフェでやったライブだったんですが、それは広島に行った帰り、タイミングがあったんで京都で途中下車して見に行ったんです。
その時の広島は、P-1 Relax というピンク映画のオールナイトイベントのゲストに呼ばれて、今岡信治、林由美香、吉岡睦雄、それと自分の四人で行ったんですが、林さんに「ビタースイート」に出演してもらおうと思ったきっかけは、この上映会でのやりとりがあったからでした。
sakanaのホームページがあるんですが、そこでボーカルのポコペンさんの文章が読めるんです。
そこにギターを売ったという話が書かれていて、つい最近それを読んで、ちょっとウルッときてしまったんですが、どうもそれが下地にあったからか、昨日のライブを見ていて、なんとなくウルッときてしまったんですよね。
どこでウルッときてしまったかは忘れてしまったんですが、「good ideaがなくっても唄う」なんて歌詞とかが引き金になったのか…
偶然に知り合いも何人か来ていて、終わったあと飲みに行ったんですが、その席でオースティンで見たばっかりのDMBQがニューヨークに向かう途中で交通事故に巻き込まれ、ドラムの人が亡くなってしまったっていうのを聞いて、ちょっとショックで。
ライブ終わったあと、なんだか走りまわってて、急いで撤収しなきゃいけなかったのかなあ…、そんな彼女にお客さん(アメリカ人)がサインをねだったり、写真撮ってくださいって言われたらサービス満点でポーズしたり、ライブも凄く良かったんですけど、そんなライブ終わってからの光景からも刺激をもらったりしたんで、なんかショックで…
タイトルは、ある知り合い監督さんの文章からの無断借用です。
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