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2005年11月 6日 (日)

あと三週間

みなさんこんにちは。
ピンク映画の監督をしています女池充です。
女に池と書いてメイケと読みます。
このたび、ボクが監督をしました2本のピンク映画がポレポレ東中野という劇場で一般公開されることになりました。
そこで、ブログを作ることにした次第です。
まずは上映に向けて、極力マイナスにならないような文章を書き込んでいけたらと思っています。
それと、上映に際してはオールナイト・イベントやゲストや出演者を招いてのイベントを行おうと考えていますので、詳細が決まったらこの場で発表していきます。

今回上映する「花井さちこの華麗な生涯」と「ビタースイート」は、それぞれ「発情家庭教師 先生の愛汁」「濃厚不倫 とられた女」というタイトルで、すでに全国のピンク映画館で上映されたものです。
ただ、「花井さちこ」は90分なんですが「発情家庭教師」は65分でした。その差は、ピンク映画としてピンク映画館で公開するには尺が60分前後でなくてはならず、そのために25分カットしたからなんです。
ボクもピンク映画監督の端くれ、60分前後のものを作ろうと撮影に入りました。
しかし、撮影が終わり、編集をしてみたら90分になってしまってました。
要するに、まったく尺計算が出来てないということです。
そんな野郎にも、スタッフやキャストの人たちは最後まで監督扱いをしてくれました。なのに、ピンク映画は60分なんで30分切りましたと済ませてしまっては、それこそ本当にボクは映画監督失格です(しかもボクは以前にも同じ失敗をしているんです…)。
ボクが映画を撮れるのは、映画が監督ひとりで作るものではないからです。この映画でボクは、監督のくせに映画の足を引っ張ってしまいました。それでもこうやって公開でき、たくさんの人にこの映画を見てもらえるのは、この映画に好むと好まざるとに関わらず関わったあらゆる人たちの存在があったからです。
自分の至らなさから、たくさんの不実を犯しました。
フィルムは正直にそれを写し取っています。
面白い脚本、俳優たちの素敵な瞬間、スタッフの映画愛、プロデューサーたちの覚悟。
この映画の面白い部分はそれらから発生しています。
そして、この映画のダメな部分は監督であるボクの弱さが生み出してしまったものです。

ピンク映画はなんでもありです。
投げ出している訳ではありません。
心は攻めてます。
逆ギレのようではありますが、この映画の見所は上手くいっていないところにこそあるって思ってます。
みなさんにはそこを楽しんで欲しいです、それこそ監督失格だろって発言ですが…。
いつでもこれからも、お客さんにはいたずらしたいなって思ってます。
いたずらをばらした時、された人やまわりの人が思わず笑ってしまうような、後味の良いいたずらを。

でも、もう今回のようないたずらはしません。
その言葉に多少なりとも重みを持たさねばと、「ビタースイート」を撮りながら考えていました。

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コメント

はやくビデオ、送ってくだサ〜イ!

投稿: 暗黒都死スコセッシ | 2005年11月 6日 (日) 07時26分

はやくビデオ、送ってくだサ〜イ!

投稿: 暗黒都死スコセッシ | 2005年11月 6日 (日) 07時26分

ブログ開設おめでとうございます。
いっぱいお客さんくるといいですね。
僕も劇場に遊びに行かせてもらいます。

投稿: 福島拓哉 | 2005年11月 6日 (日) 04時59分

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受信: 2005年11月26日 (土) 07時13分

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