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2005年11月14日 (月)

「鳥彌三」は天明8年(1788年)創業の老舗です

息子のたっての希望もあり、今日は京都へ。
紅葉目当ての観光客でごった返す京都。
15日には「花井さちこ」にもご出演していただいているブッシュ大統領が御所の迎賓館に泊まられるそうで、訪問予定となっている金閣寺には物々しい機動隊員の数。
銀閣寺から哲学の道を下っていき、谷崎潤一郎の墓があるというので法然院へ。
谷崎のお墓にお参り。
金閣や銀閣と違って人気のないこともあってか、スピリチュアルな波動がビシバシ。
そこから拝観料1000円也の永観堂へ。
高いよ、1000円。
でも、敷地やお寺自体が広大で、維持費がかかりそうなので仕方ないのか。
紅葉が有名なお寺だそうですが、あまり紅葉は見なかったけど…。
さらに南禅寺へと下がっていき、お寺は見ないで湯どうふ。
どこがおいしいのかリサーチしてなかったので、観光バスの駐車場の受付をしてたおじさんにどこがおいしいのかと尋ねてみることに。
するとおじさん、迷うことなく2軒の名前を挙げてくれました。
それで、「順正」へ。
京都で湯どうふを食べるのは今回が三回目だったんですが、ここのが一番。
物凄くおいしかったです。
とうふがおいしいし、たれもサイコー。
ぺろっと食べてしまう。
お腹も満たされ、地下鉄に乗って六角堂へ。
ここ、池坊の裏手にあって、いけばなの発祥の地だとか。
いかにもいけばなやってそうなお嬢さんたちがたくさんいました。
そこからタクシーに乗って清水寺へ。
しかし道は混雑。
やっと着くも時すでに遅し。
夜間拝観は昼の拝観とは完全入れ替え制のため、そのちょうど狭間の時間帯に重なってしまい、入るためには1時間は待たねばならない状況。
しかも悪いことに、すでに夜の拝観を待つ人々の列が物凄く、清水坂いっぱい産寧坂まで続いていて、まるで初詣の賑わい。
仕方なく清水寺は諦め、産寧坂、高台寺、八坂神社、祇園と歩いていき、水だきのお店を探して先斗町へ。
でも上手く見つけられなくて、タクシーに乗って運ちゃんの知恵を頼ることに。
運ちゃん、無線で事務所に聞いてくれ、祇園の花見小路にあるお店に連れて行ってくれたんですが、そこは日曜が定休(かなり高そうな店でした…)。
帰りの新幹線の時間もあったんで、水だきは諦めて京都駅に向おうと木屋町を走っていた時、「鳥」と書かれた暖簾を運ちゃんが発見。
タイミング良く空いていたのでその店に入ることに、なったはいいのですが…
1時間ぐらいしか時間がないので水だきを食べることのみに専心したいと、給仕をしてくれるおねえさん(年はおばさん…)に事情を説明、メニューを見せてもらおうとしたら、「ウチはメニューはないんですよ」。
……頭が冷めていきました。
そこはかなり高級な佇まい。しかも、昭和30年代の日本映画見てると見ることができるような佇まいそのままの、鴨川沿いの個室…。
ここが、物凄く高級なお店だってことにようやっと気づいたんです。
現金のみかとビビったんですが、カードも使えることを聞いてひと安心。
生ビールを飲んで、つきだしのレバを食べたら、このレバがむちゃくちゃ品が良くっておいしい!
鳥の入った白濁したスープが沸騰したところで、うずらの卵と塩、七味で味付けしてスープだけをいただいたんですが、これも絶品!
それから鳥を取ってもらって食べる訳です!
そのあたりで手羽登場。
この手羽、口に入れた瞬間に上手いんです!
もう噛む以前。
野菜もおいしいかったんですが、驚いたのはおもち。
おいしいだけじゃなくって、食感がサイコー。
お鍋に入ってたのに柔らか過ぎることなく、絶妙な歯ごたえ。
もう「おいしい! 感動!」を連発。
おねえさんの給仕の仕方もパーフェクトだし。
最後はもちろん雑炊。
至福の味!
なのに、驚きは絶えることを知らず。
デザート、柿だったんですが、もう見るからに違うんです。
柿を焼酎に漬けたものらしく、味は柿そのものなんですが(甘いんだけど甘過ぎない…)、食感はゼリーのよう!
マーベラス!

いやあ〜、だらだらと書き連ねてしまいましたが、この水だきは今まで自分が外食してきた中でも最高な贅沢だったもんで…。
料理がむちゃくちゃおいしいのはもちろんですが、ロケーションがまるで吉村公三郎の「夜の河」で、山本富士子と上原謙がいた部屋に蛾が入ってしまい、電灯を消したら部屋の中が赤くなるっていう場面があるんですけど、映画の中のあの頃のような佇まいを未だに残しているような所で、しかも給仕のおねえさんの対応が極上。
1時間しかないってことを考慮に入れながら給仕してくれ、8時半ぐらいには店を出ないとなんて話をしてたんですが、デザートを出して一通り給仕し終えたところで、時間が掛かるので先にお会計を済ませてしまいましょうねとカードを預かってくれ、帰りのタクシーの中でカードの控えを見たら、カードの利用時刻が8時29分!
さらに後味が良かったのは、だいたいこのぐらいの値段かなって思ってた通りの値段だったんです。
「ウチは高いんで」なんて、おねえさんはストレートに言ってたんですが、確かに高いは高いです。
でも、需要と供給が合うから、いくら高くても後味がいい訳です。
これが東京だったら、こうはいかないのでは。

この店、「ろくでなし」のホント直ぐ近くだったんで、水だき食べてから「ろくで」でいっぱい。
これこそが京都木屋町のゴールデンスタンダードなのだ!


鳥彌三
  下京区西石垣通四条下る斉藤町136
  TEL: 075.351.0555
  昼のご予算:4,226円〜(税込)
  夜の平均ご予算:12,600円〜(税込)
  営業時間:11:00〜22:00

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コメント

ホントにおいしかったです。
儲けた方が接待しましょう。

投稿: meike | 2005年11月15日 (火) 02時37分

食べたい…! オゴってください、女池センパイ!!

投稿: 暗黒都試いやしんぼ | 2005年11月15日 (火) 02時08分

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